『楽楽リピート』導入後、分析時間が80%も削減！
受注処理工数も50%削減！
空いた時間で販促施策を実施し、売上アップを実現！

ドッグフードの通販｜健康いぬ生活

ワンちゃんの健康のために「人が食べても美味しい」新鮮馬刺しを贅沢に使用した安心安全な馬肉ドッグフード。「馬肉自然づくり」大切な家族に自然で元気な美味しいご飯を「健康いぬ生活」がお届けします！

株式会社利他フーズ

熊本の名産品である馬刺し食品、端材を利用したペットフードECを合計10店舗運営。
通販専門特化型で営業マンがおらず、主にデジタルマーケティング担当者で占めている点や商品開発からお客様対応まで一気通貫して行う組織体制に他社とは異なる特徴を持つ。
東京商工リサーチ様の調査により、2021年に「馬刺し・馬肉」通信販売日本一を獲得。

代表取締役　猪本 真也

2017年、RITAGROUP入社、2018年に取締役就任。2019年に代表取締役へ。
新規事業の立ち上げから、自社サイト（BtoB・BtoC）、大手ショッピングモール、ECの組織体制づくり等、幅広く経験。デジタルマーケティングを駆使し、延べ30万人のお客様と取引実績を持つ。

『楽楽リピート』導入前の課題

―――導入前の課題を教えてください。

猪本さん：利他フーズが行うペットフード事業では、お試し商品から定期通販へと購買をつなげる2ステップマーケティングを行っています。
通販を行っている方にとってはあるあるだと思いますが、たくさんの課題に直面していました。

1つ目の課題として、毎日の受注処理にかなり時間を費やしていた、という点です。
例えば、メール便を複数買われたお客様がいる場合、通常便に切り替えたり、後払い処理を行ったり、物流倉庫への出荷指示がCSVでやらなくてはならなかったり。
お客様からの問い合わせ、お客様情報の確認はもちろん、LTV向上のために封入物が細かくなればなるほど人が対応するのが大変でして、問題は山積していましたね。

もう1つの課題は、分析に時間が掛かることです。
細かく分析をしていくとCSVの加工が必要となり時間が掛かる、原価設定ができないことで管理家計が煩雑になる、RFMの分析が気軽にできず・・・と、とても困っていました。
定期予測の売上を気軽に見たくてもシステム上できない、LTVやCPM分析に時間が掛かりアウトプットができない、という問題もありましたね。

さらに、3つ目の課題として、販促を色々やりたいと思ったときにできない、という点がありました。
アップセル・クロスセルや顧客に合わせたプレゼント設定を細かく行いたかったり、ステップメールのABテストを行いたかったり、メルマガの配信セグメント設定を詳細にしたかったり・・・と、挙げるとキリがありません（苦笑）。
ほかにも、マイページを上手く活用し問い合わせの工数負担を軽減できないかな、とアイデアは出るのですが、実際にできるシステムがなく苦労していましたね。

―――『楽楽リピート』を選んだ決め手は何でしょうか？

猪本さん：受注処理効率化のために、RPA（Robotic Process Automation）を導入しました。しかし、結局のところ失敗に終わったんです（笑）理由は、業務が複雑なのでエラーが出てしまう、という点です。

この3つの課題を解決するために、「思い切ってカートシステムを変更しよう！」と思い、『楽楽リピート』を導入しました。

カートを変えるというのは、顧客の意向を得られるか、導入することで本当に売上は上がるのか、など考えることが多いため、事業者からするとかなりハードルが高いものです。
しかし、このままでは受注処理、分析に時間が掛かりすぎてしまい、本来すべきことができないと痛感しましたので、変更することを決意しました。

決め手は、もともと受注・在庫の一元管理『アシスト店長』を使っていたため、親和性の高さを感じたことと、機能が多く抱えていた課題がほぼ全て解決できたことですね。

『楽楽リピート』導入後の成果

―――導入後の成果について教えてください。

猪本さん：導入してよかった点は、毎日の受注処理で2時間掛かっていたものがわずか30分に短縮できたことですね。大いに効果があったと感じています。
発送方法の変更も一括でできるようになり、決裁についてもNP様の即時与信と連携されているため、そもそもの決裁エラーが起きない、という点も助かりましたね。

物流倉庫への出荷指示も自動で行ってくれ、備考欄の対応に伴う変更もキーワード検索で一括で処理もできるため、非常に柔軟だったと思います。

お客様情報の確認も下層に入らず一発で見てわかるため、コールセンターのメンバーからも「楽になった！」との声が挙がりました。
ピッキングリストの封入物も細かく設定ができるようになりましたので、LTVに効いてきているな、と実感しています。

すごく嬉しかったのは、分析時間については1時間掛かっていたのが、たった10分に短縮できたんですよ。
CSVでの加工が不要になり、原価設定も細かくでき管理会計も入れられるようになりましたし、RFM分析、定期予測売上、LTV、CPM分析も即時出るため、とても助かっています。

―――『楽楽リピート』の特に活躍している機能があれば教えてください。

猪本さん：私が感動した機能は、「ショートカットボタン」ですね。ショートカットボタンを「【クール】本日出荷分（備考なし）」のように細かく設定できるんです。
担当者、会社様ごと、コールセンター用、倉庫用にも設定でき、わざわざ要件定義をしなくても1つ押せば全部出てくる、という機能が非常にありがたかったですね。正直、かなり活用していると思います。

前述にもお話しましたが、1クリックで主要分析が完了しているのが、すごく便利でした。
また、原価設定ができるようになったため、日時決算が出せるようになり、その日の利益、広告費を振り返り次の日にはPDCAを活かすことができたのが本当に嬉しかったですね。

アップセル、クロスセル、顧客に合わせたプレゼント設定、ステップメールABテスト、メルマガのセグメント設定も叶えることができ、やりたいことができないジレンマを抱えていたので、すべて解消された気持ちです（笑）。

あとは、封入物の自由度設定が高い点がよかったですね。
LTVを上げるためには同梱物、定期に応じた同梱物が大切ですので、自由度が高い点に利便性の高さを感じました。封入物に期間設定が細かくできますし、商品セット組を封入物設定で行えるのもありがたかったです。

例えば、ドックフード3セット、10セットでおやつを1つ付けるなどをしていますが、倉庫側とのすり合わせが大変なんです。
しかし、商品コードを作成する手間なく、封入物設定を行うことで倉庫側の工数負担を気にすることなく活用できましたね。
合計金額で●●を1つプレゼント、などの設定も細かくできるので、まだまだたくさん活用できると思いますね。

―――空いた時間でどのような販促を実施されたのでしょうか？

猪本さん：『楽楽リピート』のマイページを活用し、ドッグフードの定期便を購入した方におやつの定期便をクロスセルしたんです。その結果、実際にCVR最大4%を出すことができ、さらに、単品商品に定期商品をアップセルすることで、こちらはCVRが最大8%という成果を出すことができました。

一番大きな成果が出たのは、単品商品に単品商品をクロスセルするクリエイティブで、CVRが最大11%も出すことができました。
購入時に出るクリエイティブも『楽楽リピート』を使ってABテストを実施しています。

さらに弊社では、サンクスページでもクロスセルを実施し、1人のお客様に対して数回の接点を設けていくという戦略を行っています。
常温と冷凍では送料やお送りするタイミングもありますので、商品の特性を理解した上で行っていますね。

ドッグフードですと人間ではないため、「急に食べなくなってしまったがどうしたらいいか」などのお問い合わせが毎日何十件も来ていました。
そこで、マイページで次回お届け日の変更案内を行い、基本的にマイページにつなげていく工夫をしたところ、問い合わせ件数が50%も削減することができました。
既存のお客様のログイン履歴も追えるため、キャンペーンを実施することでキャンペーン経由の売上も立つようになりましたね。

結果的には、今まで工数負担に感じていた部分を解消することで、商品開発に注力することができ、商品ラインナップを拡充が実現できました。

『楽楽リピート』今後の期待

―――今後の展望を教えてください。

猪本さん：単品リピート通販というと、1つの商品をずっと販売していくイメージかと思いますが、ペットフードの場合、ワンちゃんの食べる・食べないによって左右されます。
しかし、今回『楽楽リピート』を導入したことで、商品ラインナップを拡充することができたおかげで、対応できる商品をたくさん生み出すことができたんですよ。
これからも、お客様・ワンちゃんに選ばれる商品開発を進めて、多くのお客様・ワンちゃんに笑顔になっていただきたいですね。

いろいろとお話いただき、ありがとうございました！
これからも「楽楽リピート」は企業様の業務を進化させるためのシステムとして、機能強化や外部システムとの連携を進めてまいります。

会社情報

株式会社利他フーズ
本社所在地：熊本県熊本市中央区坪井2-1-42 SDK熊本ビル5階
代表取締役：猪本真也　倉崎好太郎（共同代表）

ECサイト公式サイト

健康いぬ生活を運営している株式会社利他フーズは、熊本を拠点に馬刺しを販売している会社です。お客様のご相談から馬肉のドッグフードの開発を始め、馬刺し専門店のノウハウを活かし、高品質なドッグフードを多くのワンちゃんに食べてもらい、元気になってもらいたいという思いで製造販売しています。