沖縄素材を中心としたオリジナル健康食品をD2C ECで販売
乗り換えで、毎日8時間掛かっていた受注処理・発送業務がたった3時間に!
空いた時間でモール運営に注力した結果、売上が5倍に急増!
株式会社沖縄美健は「今日の仕事を通しお客様と周りの方々に最大限の「にこにこ」と「元気」をお届けする」という理念と、お客様やパートナー企業、スタッフに向けた思いやりがあふれる「4つの誓い」を大切にする、沖縄素材を中心としたオリジナル健康食品の開発、販売する企業です。
同社はD2Cビジネスの効果を高めるため『楽楽リピート』を導入し、運営を開始しました。
今回は、製品開発を行いながら『楽楽リピート』の導入、運用にも携わっている代表の本村さんに、導入前の課題、導入後にどのような変化があったのかについてお話を伺いました。
目次
- 導入前の課題
- ・以前のシステムは操作方法などの問い合わせがメール対応のみのため、疑問解消に数日かかる
- ・毎日の受注処理・発送業務だけで7、8時間掛かり、終わるのが深夜に
- 選定基準・ポイント
- ・モールと自社サイトからの注文を一元管理できるか
- ・サポートなど、有益な情報を多く提供してもらえるか
- 導入後の成果
- ・手厚いサポートで疑問はその日に解消!モールと自社サイト運営がスムーズに
- ・受注データの手直しが不要になり、受注処理・発送業務が3時間も時短に!
- ・モール運営に注力できる時間が捻出でき、モール経由の売上は4~5倍に!
―――業界や事業内容・従業員数を教えてください
本村さん:沖縄美健は創業25年を迎える、沖縄素材を中心としたオリジナル健康食品の開発、販売をしている会社です。沖縄が本土に復帰した1972年生まれということもあり、私は生まれ育った沖縄に恩返ししたい、沖縄の商品をもっと全国に広めたいという想いで、24歳で起業しました。
ありがたいことに、沖縄出身歌手の歌が全国的に大ヒットしたり、ドラマの舞台として使われたり、国際会議の開催場所に選ばれるなどで沖縄の注目度が上がりはじめ、販路拡大の一歩として紙媒体で通信販売をスタートさせました。
創業当初は社員が多数在籍しておりましたが、現在は経営方針を見直し、D2C-ECを中心に私と妻の2人で会社を経営しています。
会社の大きな特徴としては、「遠くの家族より近くの親戚」のような社風を心掛けており、健康食品に関する質問や疑問点、今不安に感じていることなど、ご対応の時間をじっくりととり丁寧に寄り添ってお話を聞くことをとても大切にしています。
代表取締役
本村 周一 様
―――DtoC-ECを始めようと思ったきっかけを教えてください
本村さん:卸販売のみでは価格面で苦労しやすい点や沖縄ブームの到来で一般のお客様からのニーズ増加を肌で感じ、DtoC-ECを始めることを決めました。
元々、ベンダーさんに開発頂いたオリジナルの卸しシステムを使用していたため、そのシステムをtoC向けにアレンジして使っていました。
しかし、本格的にDtoC-ECを始めようとなったときに、ECに特化したシステムを導入したいと考え始めました。当時は『楽楽リピート』があるとは知らず、他社製品を導入しました。
―――『楽楽リピート』導⼊前の課題を教えてください
本村さん:他社さんのカートシステムを導入したことで作業効率は増加しましたが、私はITについては素人のため設定や使用方法がわからず、とても苦労していました。
問い合わせはメールのみだったため、今このことがわからないので聞こうと思っても、メールで質問すると翌日・翌々日に回答が来るため、回答を得る日まで発送できない状態になっていました。
また、モールと自社サイト経由の注文を一元管理できないため、1件1件データを手直しし入力していました。1件の手直しに3、4分掛かっていましたので、1日50件注文があれば、2時間半ほどの業務負担が掛かっていました。
普段は夕方の3時間で発送業務をしていましたが、ちょうどその時期にモール経由の注文も増加していたため、毎日のように受注処理・発送に7、8時間を費やす状態でした。仕事を終えられるのは深夜1時頃でしたね。
本来なら沖縄がTVに取り上げられると販促としてDMを送るのですが、そういった時間が取れませんでした。
時間の工数負荷も大きな課題でしたが、それよりも売上が伸びるはずの時期に販促ができない機会損失の方が深刻でしたね。
―――製品を選定したときの基準・ポイントを教えてください
本村さん:私がDtoC ECで一番やりたかったことは、モールと自社サイトからの注文を一元管理することでした。
そのため、まずはここが叶えられるかどうかが最重要ポイントでした。
また、何種類かシステムを比較・検討する中で、対応が丁寧かどうか、サポートなどの有益な情報をたくさんいただけるかどうか、も選定基準になりましたね。
『楽楽リピート』を選んだ理由は『アシスト店長』と同時に導入することでモールも自社サイトの注文もまとめて確認ができるからです。導入にあたり、活用した補助金の申請タイミングや必要書類なども細やかに教えていただき、大変助かりました。
ほかの企業さんですと導入を急かされるのですが、『楽楽リピート』の導入検討の際はご担当の方が、私のペースに寄り添ってくださり、当社と同じお客様想いな会社なんだなと思ったのも、導入に至ったポイントだと思います。
―――『楽楽リピート』導⼊後の効果をお聞かせください
本村さん:『楽楽リピート』導入後は、受注データの手直しも不要になり、今まで7、8時間掛かっていた受注処
理・発送業務が3時間で済むようになりました。
全体の業務を19時前後には終わらせることができ、大変助かっています。
特に一番よかったのは、サポート面です。
やるべきことが順番ごとにまとまった「店舗作業一覧」がありますし、わからないことがあればステップごとに教えてくださるので、疑問点をしっかり解消してから次に進むことができました。
HTMLなどの技術面は、以前のシステム導入時からお世話になっている外部フリーランスのWeb制作担当者に依頼することで、導入が非常にスムーズに進みました。
外部のプロフェッショナルを頼ることでチーム一丸となって導入が促進できたのは、とてもよかったと思います。
―――『楽楽リピート』に対する評価をお聞かせください
本村さん:満点ですね!
導入後2、3か月で仕様にもすっかり慣れ、ストレスを感じることはありませんし、大幅な業務効率につながっています。
導入当初、初期導入費用がほかと比べて高いのではと考えたこともありましたが、サポートが本当に手厚く、費用対効果がいいですね。
導入のサポートが終わっても、今でもわからないことや「こういう風に活用したい」という考えがあれば気軽に相談できるのも嬉しいです。
―――『楽楽リピート』導入後、売上は上がりましたか?
本村さん:作業効率化ができたので、空いた時間で今までそのままにしていたモール運営にも注力できるように
なりました。
その結果、『楽楽リピート』導入前は月20~30万円の売上でしたが、導入後は月130~150万円に売上が増加しました。以前の4~5倍の売上増加となり大変感謝しています。
ほかにも、モールを利用されたお客様から「1件1件丁寧に店長さんがコメントに返信しているのが決め手になり購入しました」とのレビューコメントをいただき、お客様との信頼構築にもつながっていますね。
―――これからD2C ECを始める⽅に向けて⼀⾔アドバイスをお願いいたします
本村さん:紙媒体の通販からDtoC-ECに変えることによって、こだわりがある会社様や想いがある会社様であれば、商品の良さを伝える大きなチャンスになると思います。
ITやシステムに疎い私どものような会社でも、ネットショップ支援室さんのように、丁寧にシステム導入をサポートしていただく方々やWEB連携をしていただく方々など、苦手なところは専門の皆さんとタッグを組んで運営していくことで、導入の障壁も感じることなく運営ができますので、ぜひチームという視点を持って取り組んでいただきたいですね。
会社情報
株式会社沖縄美健
所在地:沖縄県島尻郡与那原町字東浜95番地6
代表取締役:本村周一