同梱物設定が可能な
定期通販・単品通販カートシステム『楽楽リピート』で
さっそく同梱物施策を始めましょう!
「意外と知らないLTV向上戦略!同梱物で売上アップ作戦」シリーズ、この第4回で最後となります。
最終回の今回は、売上を伸ばしているEC店舗が必ずやっている同梱物戦略の実例を一挙公開。
なんと画面キャプチャ付きです!今すぐ真似できますよ。
是非最後までご覧ください。
前回の記事はこちらから
効果的な同梱物戦略と実際の設定(画像キャプチャ付き)
ここからは定期通販・単品通販カートシステム『楽楽リピート』での同梱物設定方法を、
実際の画面のキャプチャ付きでご紹介していきます。
①初めてのお客様だけに挨拶状を同梱する
初回購入のお客様に挨拶状を同梱する設定です。ほとんどのEC店舗が行う同梱物施策ではないでしょうか。
楽楽リピートでは購入回数の条件で「新規のみ」を選択します。
こうすることで、2回目以降のお客様には同梱されなくなり、同梱物の入れすぎを防ぐことができます。
②お試しから本品へ引き上げのチラシを同梱する
購入商品にお試し商品が含まれている場合に、本品の購入を促すチラシを同梱する設定です。
条件は商品コードもしくは商品名で指定します。
特に楽楽リピートでは非常に細かい条件設定が可能です。
「今回の購入も含め、今まで本品を一度も買ったことがないお客様」を正確に指定できます。
・今回の購入に関する条件
・過去の購入に関する条件
③本品から定期商品へ引き上げのチラシを同梱する
本品を買っているがまだ定期購入に至っていない方に、定期商品の購入チラシを同梱する設定です。
定期購入への引き上げ施策として、単品通販・定期通販には欠かせません。
ここでも②で説明した「今回の購入に関する条件」「過去の購入に関する条件」を行うことをお勧めします。
・今回の購入に関する条件
・過去の購入に関する条件
すでに定期購入をしている方には同梱しないよう除外設定をして、なるべく誤解や不安を与えないようにしましょう。
④定期継続3回目にご利用案内&商品の使い方チラシを同梱する
定期商品の解約が多いと言われている3回目に、解約阻止施策として有効なチラシやリーフレットを同梱する設定です。
以下の例では、定期購入は1回スキップできることを周知するための「ご利用案内チラシ」と、
商品を余らせないようにするために1回あたりの適量を記載した「商品の使い方に関するリーフレット」の二種類を同梱物として設定しています。
楽楽リピートでは、1回の設定で複数のチラシやリーフレットを同梱設定できます。
今回のケースでは、定期継続回数の条件で3回目のときだけに同梱されるように設定しています。
これを、3回目だけではなく「3回毎」に都度同梱するように設定も可能です。
⑤電話注文の顧客専用のチラシを同梱する
購入手段(ルート)によって同梱物の設定もできます。
以下は、この条件をうまく活用して、電話注文の場合だけ定期コース申し込みの専用はがきを同梱する事例です。
⑥定期継続回数が5回以上の場合にクロスセルのチラシを同梱する
定期継続回数が多い=長く商品を継続してくれているお客様は、
そうでないお客様に比べて別の商品を買ってくれる可能性が高いとされています。
チャンスを逃さず、しっかりとリピーター層を狙ったクロスセル施策を行っていきましょう。
この場合、まず定期継続回数の条件で「5回目以降」の設定を行います。
併せて下記のように購入商品の条件を設定すると、
クロスセル商品をお買い上げいただけるまでチラシを同梱し続ける(逆にクロスセル商品をご購入以降はチラシを同梱しない)ことが可能です。
どこに同梱物の内容が表示されるの?
楽楽リピートでは受注伝票に同梱物の内容が表示されます。
お客様の目に触れる納品書には基本的に出力されません。
しかし「無料プレゼント」など、あえて納品書に明記したい場合も簡単に設定可能です。
今回は詳しく触れませんが、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
終わりに
「意外と知らないLTV向上戦略!同梱物で売上アップ作戦」シリーズをお読みいただきありがとうございました。
繰り返しにはなりますが、たかがチラシ、されどチラシです。
LTV(顧客生涯価値)向上のためには、同梱物施策は絶対に欠かせないということは十分お分かりいただけたかと思いますが、
さらに今売れているEC店舗は、皆様の想像以上に細かな設定を行っています。
きちんとセグメントした顧客に最も良いタイミングで適切な同梱物を封入することで、客単価を上げ、定期継続率をアップさせ、ひいてはLTV(顧客生涯価値)の向上に確実に繋げています。
アナログでの管理はなかなか難しくミスも起きがちですが、カートシステムを使えば細かな設定が可能です。
設定をもとに封入すべき同梱物が受注伝票に自動で印字されるので、管理業務も減り指示誤りによるミスを防ぐこともできます。
「現状のカートシステムでは実施できない」「機能はあるけど痒い所に手が届かない」などお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。楽楽リピートを使ってどのように解決できるかをご提案させていただきます!
今後も定期通販・単品通販に役立つ情報や、楽楽リピートの機能紹介を発信していきます。
田口 涼子
2012年入社。ネットショップの販売支援業務を行う。
その後「楽楽リピート」の開発に携わり、現在はマーケティングを担当。
情報を素早く・分かりやすく届けることを心掛ける。
趣味はカロリー計算、特技は減塩料理