KIYAN PHARMA株式会社

楽楽リピートに移行でセキュリティ対策を強化
日々の運用業務も効率化で外部委託費を20%削減

KIYAN PHARMA株式会社は、天然アミノ酸「5-ALA」を活用した医薬品・食品・化粧品・飼料・肥料などの開発・製造・販売を行う、革新的なヘルスケア・製薬会社です。
世界で唯一独自の発酵法で「5-ALA」の大量生産を可能とする、「5-ALA」のグローバルリーディングカンパニーとして挑戦し続けています。

同社は通販事業の効率化を促進するため『楽楽リピート』を導入し、運営を開始しました。今回は、EC事業の担当者である岡田さんに、導入前の課題、導入後にどのような変化があったのかについてお話を伺いました。

目次

  1. 課題
    • 受注管理、売上分析、ECサイト制作などをすべて別のシステムで運用していて非効率
    • 物流システムへの出荷情報連携が手作業のため、外部委託が必要でコストがかかる
    • 不正注文が増加していた
  2. 選定基準・ポイント
    • 本人認証サービス「3Dセキュア」が付けられるかどうか
    • 別々のシステムで運用していたオペレーションを一元化できるか
  3. 成果
    • 物流システムへの出荷情報連携が自動化、外部委託費用も20%削減に成功
    • 受注管理・分析・ECサイト構築・メルマガ送信がすべて1つのシステムに集約
    • 「3Dセキュア」や不正検知・認証ツールとの連携でセキュリティ性向上

―――業界や事業内容・経営理念・従業員数を教えてください。

岡田さん:当社KIYAN PHARMA株式会社は、アミノ酸の1種である「5-ALA」を活用した医薬品をはじめ、サプリメント・化粧品・ペット用品などの開発・製造・販売を行う、革新的なヘルスケア・製薬会社です。

自社工場である袋井工場では「5-ALA」の様々な用途に応じた原体製造及び、その他医薬品原薬・中間体の製造拡大を進めております。ECで販売している化粧品「ALAVITA」は、「5-ALA」はもちろんのこと、その他国内の農家と協力し「5-ALA」配合の肥料で育てた植物成分も全商品に共通で配合しており、まさにオーダーメイドの「5-ALA」を贅沢に使用しているのが特徴です。

従業員数は本社・工場を含め全体で150名ほどで、私がEC事業の構築・マネジメントを担当し、他2名が主にオペレーションを担当しています。

―――『楽楽リピート』を普段どのようにお使いですか。

岡田 様

岡田さん:普段は受注管理と分析機能をメインに使用しています。

特に、分析機能は注文数やサイトのアクセス数をすぐに見ることができるため、毎日活用しています。

また、ECサイトの文言や画像変更など簡易的なものであれば「楽楽リピート」内で自分たちでできるため、スピード感をもって運用できています。

不正注文が増加。企業の信頼を守るため、対応できるシステムへの移行が急務に。

―――D2C-ECを始めようと思ったきっかけを教えてください。

岡田さん:2018年に「肌とQOL(Quality of Life-生活の質)」をテーマに開発したEC販売中心のスキンケアブランド「ALAVITA」をリリースしたのがきっかけです。

当時は楽楽リピートではなく他のカートシステムを利用して運営していました。

―――『楽楽リピート』導⼊前の課題を教えてください。

岡田さん:以前は受注管理、分析、ECサイト制作、メルマガ送信とすべて別々のシステムを使用しており、複雑で無駄に時間がかかってしまう運用をしていました。
また、カートシステムと物流システムの連携も手動となっていました。注文データと出荷データの取り込みを毎日手作業で行う必要があり、委託しているコールセンター様の負担や別途工数費用を支払って対応していただいていました。

とはいえECカートシステムを移行する大変さを考えると、なかなか新しいシステムの導入に踏み切れず悩んでいたんです。ところが、2021年度から不正注文が増え始め、全社的にセキュリティに強いECサイトへ変えていくことが急務となり、対応できる新たなカートシステムの導入を考え始めました。

―――製品を選定したときの基準・ポイントを教えてください。

岡田さん:選定基準で特に重視したのは、本人認証サービス「3Dセキュア」が利用できるかどうかです。今では各クレジットカード会社からも加盟店に対して「3Dセキュア」最新版を使用するよう求めているほどニーズが高まっています。

当社としても安全性の高いECサイトを実現するために、「3Dセキュア」を導入できるカートシステムであることが必須でした。

また、以前から悩んでいた受注管理、分析機能、メルマガ送信も1つのシステムで管理でき、さらに物流システムとの連携もできたらよいなと考えていました。当然、ランニングコストの面も考慮していました。

望んでいた『3Dセキュア』の導入で不正注文の防止が可能に。
バラバラだった運用が1つに集約でき、外部委託費も20%削減できた。

―――『楽楽リピート』導⼊後の効果をお聞かせください。

岡田さん:当初の目的であった「3Dセキュア」が導入でき、とても満足しています。
それだけでなく、「楽楽リピート」はクレジットカード決済の不正検知・認証ツール「ASUKA」とも標準連携しており、セキュリティレベルの高さに大変驚きましたね。
高いレベルで不正アクセス対策に取り組むことができ、会社としての信頼度も上がっているように感じています。

また、今までは別々のシステムで行っていた受注管理、注文数やアクセス数分析、ECサイト制作やメルマガ送信もすべて一つのシステムで行えるため、非常に効率的になりました。
以前は別途コールセンター様へ追加費用をお支払いして出荷情報の取り込みをお願いしていたのですが、今ではそのコストも0になりました。委託料の約20%は削減できたと思います。

―――お客様の反応はどうでしたか?

岡田さん:当社としても大規模なシステム移行だったためドキドキしていたのですが、お客様からのネガティブな反応はまったくありませんでした。
「便利になったね」というお声をいただいており、システムを変えて本当によかったなと実感しています。

私以外のEC担当者からも「以前より使いやすくなった」という意見も多数あり、お客様・当社ともに利便性や効率性が高まり、導入して本当によかったと思っています。

―――『楽楽リピート』に対する評価をお聞かせください。

岡田さん:◎です!セキュリティ性・効率性がアップしただけではなく、コストにも優れ、サポートも細やかな点がとても良いですね。多数の外部システムと提携していて、カート以外の部分でも総合的にECサイト運用をサポートしてくださるところも大きな魅力です。
また、定期的にアンケートやヒアリングを行っていて、私どもの意見を次の機能開発に活かしてくださるのが嬉しいです。
以前は多忙で着手できなかったメルマガ施策やBtoBに向けた施策も考えられるようになり、これからの新規獲得や売上アップに期待しています。

―――これからD2C-ECを始める⽅に向けてアドバイスをお願いします。

岡田さん:このご時世、ECを始めるときには不正注文に備えセキュリティ面についても考えなければなりません。
しかし、初めてECに取り組まれる方にとって、どのようなセキュリティ対策があるのか、わからないことだらけだと思います。
悩まれた際は、ご自身だけで決断せず、さまざまな企業に相談することをおすすめします。
特にサポート面やセキュリティにも強みを持つ企業に相談することで、何かしら解決の糸口が見つかるのではないでしょうか。

会社情報

KIYAN PHARMA株式会社
所在地:東京都千代田区麹町6-2-6 PMO麹町8階
代表者:石川 浩之

公式サイト


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