楽楽リピートの広告管理は、入り口とゴールの設計(シナリオ)を登録し、戦略(広告)を登録します。
シナリオとは
複数の広告をグループ化し、広告対象の商品をあらかじめ設定したものです。
●登録済みの広告一覧
●広告対象の商品
広告対象の商品は【入り口商品】【経由商品】【ゴール商品】の3つに分けられます。
シナリオを分けるメリット
同じ商品を売る場合でも、新規顧客を獲得するのか、既存顧客に販売するのかなど、ターゲットや戦略が違えば、かける広告が変わります。
その場合シナリオを分けて登録することで、戦略ごとの効果検証が可能です。
1. 広告の組み合わせによる費用対効果が分かる
分析結果画面にて、広告毎のCVR、CPOだけでなく、シナリオ全体の月別実績が確認できます。
2. 推移率・引き上げ率が分かる
入り口商品、経由商品、ゴール商品を設定することで、推移率・引き上げ率が確認できます。
以下、実際の画面
3. 継続率が分かる
シナリオ毎の定期継続率・解約率が確認できます。
- 「初回購入のコンバージョン率はいいが、ほとんど継続しない」
- 「本品から定期商品への推移は緩やかだが、一度定期購入すると継続率が良い」
といった分析が可能です。
メリットの1~3の結果を総合的に判断し、商品毎に最適なアプローチ法を確立していきましょう。
登録の流れ
運用例
例1:戦略が異なる場合の登録例
販売商品
シャンプー
└ お試し7日分、本品、定期購入の3商品構成
目的
CPOが安いのは、最初(新規顧客獲得)の広告がどちらのときか検証する
- CPC広告
- アフィリエイト広告
シナリオ
【シナリオA】
ターゲット:新規顧客
最終目標:定期購入
広告:CPC広告(お試し7日分のLPを作成、露出)
→ YDN、チラシ同梱で本品、定期購入を促す
【シナリオB】
ターゲット:新規顧客
最終目標:定期購入
広告:アフィリエイト広告(お試し7日分のLPを作成、露出)
→ YDN、チラシ同梱で本品、定期購入を促す
登録イメージ
シナリオごとのCPAがひと目で分かります。さらに分析画面にて詳細情報が確認可能です。
今回の例では
シナリオAのCPA ・・・ 1,862円
シナリオBのCPA ・・・ 2,570円
となり、シナリオAのほうがCPAを安く抑えたい場合に有効となります。