『Airdog』のフィルターメンテナンスサービスをDtoC ECで販売
複数社と連携した一元管理とステップメールで業務効率化に成功、売上が2倍に!
大量受注が可能なスキームが構築でき、全国への事業拡大も考えられるように!

株式会社株式会社トゥーコネクトは、『Airdog』をはじめとする商品企画・開発・販売を行うマーケティング企業です。商品を通じて「こころもつなげる」という理念のもと、自社保有の広告代理店機能やコールセンター機能、物流機能を活用しながら事業展開をしています。

同社はD2Cビジネスの効果を高めるため『楽楽リピート』を導入し、運営を開始しました。
今回は、EC事業の責任者であり『楽楽リピート』の導入に携わっている琴崎さんに、導入前の課題、導入後にどのような変化があったのかについてお話を伺いました。

目次

  1. 課題
    • 商品説明や問い合わせ対応に、月2000時間の工数負荷が発生
    • Excelでは、コールセンター・工場・物流倉庫での情報連携ができない
    • 運用スキームに課題を感じており、事業拡大を諦めていた
  2. 成果
    • Webでの商品説明を明記、ステップメールの活用で問い合わせ対応が軽減!
    • 複数社とリアルタイムの情報共有が可能になり、業務が効率化!
    • 潜在層の獲得で売上は2倍!運用スキームが構築でき、事業拡大も視野に入れられるように!

―――業界や事業内容・従業員数を教えてください。

琴崎さん:式会社株式会社トゥーコネクトはマーケティング企業として、IoT製品の商品企画・開発・販売を行っています。
私どもと海外企業が共同で開発した『AirDog』は、商品企画の段階から当社が携わっており、日本市場向けのマーケティング戦略立案の実施、自社の広告代理店機能を活用し広告制作なども行っています。
さらに、コールセンター機能や物流機能、『AirDog』の修理センターを自社で保有し、商品企画からお客様の手元に商品が届くまで一貫して携わっています。

その中で近年需要が高まっているのが、『Airdog』のフィルターメンテナンスサービスです。訪問や配送でフィルターの交換・洗浄を行っております。
フィルターはお客様ご自身で洗浄可能ではありますが、多忙で洗浄する時間が取れないというお客様の悩みを解決するためスタートした事業です。
フィルター洗浄・交換を定期的に行うことで、『Airdog』の質・機能を落とさず提供することができます。

―――D2C-ECを始めようと思ったきっかけを教えてください。

事業企画
琴崎 剛 様

琴崎さん:もともとはTV通販事業を行っていた母体となる企業があり、そこからマーケティングに特化した企業を生み出したいという背景でスピンオフして生まれたのが当社です。
TV通販事業の時代からECの可能性について着目しており、創業した2018年からIoT製品を中心にDtoC-ECを展開しております。

―――『楽楽リピート』導⼊前の課題を教えてください。

琴崎さん:フィルターメンテナンスサービスは2021年3月からスタートしたのですが、実は受注管理はExcelで行っておりました。
定期購入をお客様に促しているのにも関わらずExcelで管理していたため、定期購入の仕組みが社内で構築できていませんでした。

コールセンターでは『Airdog』本体購入リストを見ながら、口頭で定期通販の商品説明を行い、フィルター4回分の明細を手入力を行っていました。1件あたり10-15分ほど掛かっていましたね。
月でいいますと約200件のお問い合わせ・注文がありますので、月2000時間は掛かっていたと思います。
コールセンターがパンクすることはないですが、工数負荷が大きく注文数の限界を感じ始めましたし、効率的にフィルターの説明を伝えられないかと課題に感じていました。

また、洗浄は群馬の工場で行っているのですが、当社との情報連携をExcelで行っていました。
Excelに厳重なセキュリティをかけた上でやり取りをするため非常に大変ですし、リアルタイムに共有できないというジレンマやセキュリティ面のリスクを感じており、早くシステムを導入したい気持ちでいっぱいでした。

―――製品を選定したときの基準・ポイントを教えてください。

琴崎さん:最初はどのようなシステムがよいのかわからず決済系のシステムを見ていました。しかし、途中で我々がやりたいのは「業務効率化」と「次の事業拡大につなげるスキームづくり」だと気が付き、最終的には他社と『楽楽リピート』が候補に挙がりました。

『楽楽リピート』の決定打は、サポート力です。
当社のEC担当部隊の構成は専任1名とサポートメンバー2名でしたが、皆システムについてはまったくの素人。
ところが、『楽楽リピート』は導入前の会議のときから右左もわからない我々の相談に丁寧に寄り添ってくださったのが、とても印象的でしたね。

また、業務委託先の企業から評判の良さを聞き、導入を決意しました。

―――『楽楽リピート』を普段どのように使っていらっしゃいますか。

琴崎さん:フィルターメンテナンスサービスは物販ではなく役務提供になりますので、お客様に継続して使っていただけるかが重要なポイントになります。
しかし、導入前はExcelだったため当然メールで通知は送れませんので、お客様から「注文できていますか?」や「いつ届きますか?」と確認のご連絡をいただいていたんです。

導入後は、注文確定のメール、発送時の通知などのステップメール機能があるため、日々有効活用しています。

また、コールセンター・工場・物流倉庫も『楽楽リピート』を使用することで一元管理ができ、同じ顧客情報をリアルタイムで確認し、認識を合わせながら対応ができるようになりました。厳重なセキュリティを掛ける工数もなくなり大変助かっています。

特に便利だと感じている機能は、「受注ステータスの変更」です。
どの会社の誰が対応すべきかが明確に指示できるため、漏れやミスの軽減につながっています。

―――『楽楽リピート』導⼊後の効果をお聞かせください。

琴崎さん:まずは「定期購入」というスキームを作れたことが大きいですし、決済面も一括払いやクレジットカード決済が選べるようになったため、お客様も注文しやすくなったと思います。
Webページに商品説明を詳しく明記することができたため、今まで多かった商品のお問い合わせも大幅に軽減できるようになりました。
実は、Excel管理をしていたときは、オペレーションの非効率さ、セキュリティ面のリスクから、このメンテナンスサービスをより全国に広げることは、このままだと正直難しいと思っていました。

しかし、『楽楽リピート』を導入したことで業務効率化が実現でき、その先の事業展開を見据えることができるようになったんです。
例え話にはなりますが、銅で羽ができているイカロスでは空は飛べません。しかし、『楽楽リピート』を導入したことで、今やっと飛行機を作るところまで来れているのかなと思います。

導入により大量の受注ができる土台ができましたので、目指す売上規模に向けて全国のフランチャイズ化に向けて進めていきたいですね。

―――『楽楽リピート』に対する評価をお聞かせください。

琴崎さん:ハナマルです!

やはり一番よかった点は、サポートです。
素人でしたので右左もわからず、導入・運用のスケジュール計画からすべて相談させていただきました。

初めての商品設定もわかりやすくご説明いただきましたし、我々の業務内容ややりたいことをお伝えすると親身に寄り添ってくださる点が嬉しかったですね。
疑問点があってお電話するとすぐお答えいただく場面が多く、費用に対し十分に元が取れていると感じるくらい手厚いサポートをいただいたと思います。

―――『楽楽リピート』導入後、売上は上がりましたか?

琴崎さん:『楽楽リピート』導入前後で売上は2倍に増加しています。

増加した背景は、今までできていなかったWeb経由の定期注文が獲得できるようになった点とWebページに商品説明や注文内容が明記されていますので、お客様が疑問を持つことなくスムーズに注文へ移行いただいているからです。

導入後たった数か月でここまで売上に変化が起きており、感謝しかないですね。

―――これからDtoC-ECを始める⽅に向けて⼀⾔アドバイスをお願いいたします。

琴崎さん:率直に、D2C ECをやってよかったと思っています。
導入により、今までできなかったビジネス展開の可能性が大きく広がり、私自身もワクワクしています。

迷っている企業様には、まずは一歩踏み出してほしいとお伝えしたいですね。
特に、DtoC-ECを利用することで電話注文の比ではないくらい、ビジネスのPDCAを高速回転できていると思います。スピード感のあるビジネス展開と熱意を持っている企業様にはフィットすると思います。ぜひDtoC-ECを活用し、どんどん挑戦していただきたいですね。

会社情報

株式会社トゥーコネクト
所在地:東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター15階
代表取締役社長:柗浦 好紀

公式サイト